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いのち(2) [いのち]

<いのちの多様化>

 原始細胞はメスしかおらず、その細胞のコピーで成り立っていた。しかし、変化する環境に適応するために遺伝子の半分を他の細胞に移し、その生き残った細胞と結合することにした。その戦略とは、様々な環境に適合できる細胞の多様化であった。目の前の環境に適応できる細胞だけが次の世代へと引き継がれることとなった。

 ヒトの染色体数は常染色体22対で44。性染色体2本です。合計46本あります。 性染色体は、女性はXX,男性はXY.人は約23000個の遺伝子と、30億の遺伝子情報があるとのことです。

 DNAの一致率は、ヒトとバナナでは50%、ヒトと犬では80%、ヒトとチンパンジーのDNAは99%一致しているとのこと。  その一致とは、ヒトの25%のゲノムとチンパンジーの18%のゲノムを無視して、残りの部分だけの約24億の遺伝子情報を比較して出されたのが「人間とチンパンジーはDNAが99%一致している」という99%一致といわれています。


<ヒトとして生まれる>

 人間の受精は、約2~3億の精子の中で最初に卵子にたどり着いた強い精子だけが卵子の中に入ることが許されるのです。女性は一生の間で、360~400前後の排卵があります。

 両親から1人の子供だけ生まれたとするならば、2億(精子)分の1×380個(卵子)分の1 =7600億分の1の確率です。(受精して生まれる確率)

  ※男性が一生で1回の射精だけで受精した場合です。もし、毎週1回で年52回、20年とすると1040回の性交があり射精してただ1人だけ生まれたとすれば、約1000倍してもいいと思います。

 また、女性の主席卵胞も約1000個から1個となりますので、もう約1000倍してもいいと思います。 1000×1000=1×10^6=100万倍となります。

 1世代前の父母のどちらも存在している確率が7600億分の1ですから。父母とも存在している確率は、7600億+7600億=1兆5200億分の1です。

 今の世界において、父母が日本人として生まれた確率は、世界総人口が50憶、日本の人口が1億とすると、50分の1の確率です。

 日本人の父母から日本で生まれる確率は、

①1兆5200億×50=1.52×10^12×50=75×10^12です。(^はべき乗です)

   日本の中ので、同一県内で生まれた男女が結婚したと仮定してみましょう。生まれた県内の総人口を200万人として、男女比が1:1と仮定すると、男100万人、女100万人です。その中で結婚適齢期の人口割合が男女各20%とすれば、男20万人、女20万人の中の2人が結婚する確率は、

②20万×20万=2×10^5×2×10^5=4×10^10 400億分の1です。 よって、日本人で同じ県内の男女からこの世に生まれる確率は①×② ①(75×10^12)×②(4×10^10)=300×10^22 =3×10^25となります。

 3兆×1兆分の1の確率で生まれたことになります。これは、1世代前の父母から生まれる確率ですので、脈々とつづく陸から隔離された日本という国、その国で生まれて存在している日本人。

 日本人としてこの世に生まれ、さらに仏法に出会う確率は想像をはるかに超えた宇宙レベルの確率ではないでしょうか。

 また、身体の細胞は40兆近くあるといわれています。その細胞の分裂可能回数は50回程度と言われています。「今この瞬間」に持ち合わせている細胞構成は一瞬です。常に身体の中で細胞分裂が起こっています。この奇跡的な生を無駄にしていいのでしょうか。

 サハラ砂漠の中から特定の砂粒を見つけ出すような確率で生を受けて、この世に出現して外界を認識している己なのです。

   同じ体で、同じ場所で、同じ感受はこの瞬間瞬間でしか味わえません。それが「一期一会」なのではないでしょうか。瞬間は消えてはまた生起してすぐに消えています。心は常に生まれ変わっているので新鮮な驚きと共に「一期一会」の出会いが続いていくだけです。

 過去も未来も「無」であるのですが、「記憶」が「有」と言い張っているだけではないでしょうか。できればいくばくかでも智慧が開けるよう精進したいものです。


<注:勝手な個人的な見解の部分がありますので、鵜呑みにせずに仏道の修行による智慧によって確証することをお願いいたします。 引用もしくは酷似表現の場合は、タイトル及びアドレスの明記をお願いいたします。

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